英作文で使える表現のススメ
英作文を書くときには文字数が指定されることがあります。
ただでさえ書くことが苦手な人にとってボリュームを求められる事ほど辛い事はありません。
文章にボリュームを持たせるために必要なのは語彙力なんですが、なんでもかんでも覚えればいいというわけではありません。
英作文で出せれるテーマに沿った語彙力がないといかに必死に覚えた単語でも使うチャンスがないのです。
「そんなこと言われても何から手をつけていけばいいかわからない。。。」
ご安心下さい、英作文で絶対不変の使える表現があります。
これらを先に覚えておけば文章の流れを掴むことができるので的確な語彙力がなかったとしても自分の知ってる範囲の語彙力で対応できるようになります。
英作文で使える表現とはズバリ接続詞です。
接続詞は前後の文や単語を強調するときに使うものです。
リーディングでもそうなのですがこの接続詞の周りというのは重要な箇所になります。
何故なら・・・
と書いたら何故ならの後ろが気になりませんか?
それは何故ならという言葉の後ろには必ず理由がくる事をあなたはすでに知っているからです。
知っているのと使えるのは全然違う事なので使えるようになるためまずはテンプレートとして覚えてしまいましょう。
接続詞の分類は大きく分けて4つ
接続詞の種類は
- 順接
- 逆接
- 添加
- 対比
- 転換
- 例示
- 選択
- 説明
- 捕捉
その代わり僕はこの9種類を4つに分類して覚えています。
- しかし系
- つまり系
- さらに系
- 例えば系
僕はこの覚え方で接続詞をマスターし、接続詞の周りにだけ注意を払っていたところ日本のセンター試験の国語の現代文で満点を取ることができました。
接続詞すべてを覚えるのは大変なのでこの4分類だけ覚えておきましょう。
しかし系
- However
- On the other hand
- Although
- Yet
もちろん『but』も含まれますがbutは口語的表現であり文章上ではあまり好まれる表現ではないので使いません。
日本語でも『しかし』と『でも』が違うように英語でも場面によって使う単語は異なります。
つまり系
- Thus
- In other words
- Therefore
- Because
つまり系の後には前文の要約や理由がきます。
長々と文章を書いてこのつまり系でピッと締めます。
さらに系
- Also
- Moreover
- In addition
- Furthermore
- as well as
さらに系は追加の情報を付け加えるときに使います。
ジャパネットたかたで頻出する表現ですね。
例えば系
- For example
- For instance
- Such as
例えば系は文字どおり例を陳列するときに使います。
僕は文章が全くかけなかった時にFor exampleでひたすら例を上げて文字数をカサ増ししまくっておりました。
締めの言葉
- As I described above,
- In conclusion,
コンクルージョンと呼ばれる最後のパラグラフでは自分が書いた文章全体の要約を書かなければいけません。
そしてこれは絶対不変ですのでコンクルージョンの書き出しはテンプレートとして暗記してしまいましょう。
As I described aboveの意味は「上述したように、」
In conclusionの意味は「結論、」
この二つは大抵どんなテーマの英作文を書いてもフィットするのでかなり使えます。
使えますというかこの二つしか記憶にありません。笑
まとめ
接続詞は英作文、リーディングどちらとも重要なポジションにいる子です。
接続詞なしでは英作文というより日記になってしまい、読み手側が長めのLINEを読まされている気分になってしまいます。
それを避けるためにもまずは接続詞を使いこなせるようになり基礎を固めましょう。
以上、英作文で使える表現のススメでした!
文才のないあなたの為に自由英作文の書き方とコツすべて教えます
「読書感想文すらまともに書いた事ないし・・・」
アメリカのカレッジやユニバーシティの授業で避けては通れないのがエッセイと呼ばれる英作文です。
中でも自由英作文はテーマを与えられるだけで他のこと一切を自分でやらなければいけません。
しかしコツさえ掴んでしまえば自由英作文は楽しいものになりこれさえ得意になってしまえばESLなどの英語を学ぶクラス以外でもいい成績を取ることが可能なので基礎英語力としてしっかりマスターしましょう。
まずはブレインストーミング
自由英作文でいきなり書き出す人がいますがそれでうまくいくのは文才のある人のみです。
凡人は工程を踏まない限り一文も書けません。
そこで最初に行うのがブレインストーミング。
自由英作文でブレインストーミングが必要な理由は面白いテーマを見つけるためです。
ブレインストーミングについてはこちらで詳しく解説してます。
アウトラインの書き方
テーマが見つかったからと言って浮かれて書き始めてはいけません。
書くのは最後です。
次はアウトラインを完成させましょう。
アウトラインとは自由英作文の骨組みの事で、このアウトラインを元に文章を書いていきます。
柱がないと家が建たないのと同じでアウトラインが書けていないと自由英作文は書けません。
アウトラインの内容の基本は
①イントロダクション
②1本文
③2本文
④3本文
⑤コンクルージョン
5パラグラフ構成で、これは一度覚えてしまえば英作文を書くときのテンプレートとして使うことができるので型をまず覚えてしまいましょう。
型を覚えてブレインストーミングで得たキーワードをアウトラインのテンプレートに埋め込む、これで自由英作文の半分は完成したようなものです。
なぜ5パラグラフ構成にするかというとパラグラフをたくさん分ける事によって内容が薄くなってしまうからです。
内容の薄いパラグラフをいくつも増やすよりもパラグラフを絞って濃い内容を書いた方が英作文の評価は高くなります。
アウトラインとは骨組みなので文をしっかり書く必要はありません。
ただし伝える順番はこの段階でハッキリさせておく必要があります。
アウトラインを作ってからでないと文脈が繋がってないチンプンカンプンな文章が出来上がってしまいます。
ボリュームは書けたけど何が伝えたいのかわからない文章を書くぐらいなら3行だけ書いて伝えたい事を伝えられた方がまだマシです。
しかしながら自由英作文は大抵の場合ボリュームのあるものが求められます。
段落にボリュームをもたせるためにもアウトラインは必須です。
書く順番と書き方そしてコツ
次はアウトラインを元に文章を書いていきます。
書く順番は②③④、①⑤です。
最初に本文を書いていく理由としては①と⑤は②③④のまとめになるからです。
そして②③④の場合ストーリーは繋がっていないといけませんがそれぞれ独立しているので書いている途中に新たなアイデアがどんどん浮かんでくることがあります。
つまり最初のイントロダクションから書いてしまうと後から付け足した本文の内容とズレてきてしまうのです。
これを避けるためにも本文から書いてしまうのが統一性のある文章を書くコツです。
自由英作文で高い評価をもらうコツ
コツは自分の書いた文章を最初から最後まで読んでもらう事です。
それだけ!?と思うかもしれませんが一度採点者の気持ちになって下さい。
採点者は何十とある自由英作文を読まなければいけません。
そんな何十もの英作文を時間内に読んで採点しなければならない場合彼らが取る行動はいたってシンプル。
イントロダクションでふるいにかけるのです。
なので読み手である採点者はこのイントロダクションでつまらないと感じたら後の段落は読んでくれません。
だからこそイントロダクションはとても重要です。
中でも最初の一文は最も重要で、英語ではこの一文をフックと呼び、釣り針を読み手に引っ掛けてやるつもりで興味深い事を書くことがコツです。
コンクルージョンは要約
コンクルージョンと呼ばれる最後のパラグラフは全体の要約になります。
自分で書いた内容をうまく言い換えれば完成なのですが英作文が上手い人はここでとても強い意志表示をします。
コツは大絶賛するか大否定するかです。
これは自分が何を書いて何を伝えたかったかにもよるのですが自由英作文の場合大抵この2パターンで乗り切れます。
タイトル
タイトルもとても重要です。
先ほどのイントロダクションと同じでつまらないタイトルだったら読み手もテンションが下がります。
タイトルはフックへ繋げるいわば撒き餌です。
この最初の撒き餌でなんか面白いこと書いてそうだなと思わせることが大切です。
まとめ
自由英作文には正解が存在しません。
参考書などを買って自分で勉強するのもいいと思いますが、正解がない以上僕は添削してくれる人を探す事を強く進めます。
文才がない以上長く書くことよりもまず伝えたいことが伝えられるようになりましょう。
自由英作文を上手く書けるようになるまではある程度時間がかかるので末長く付き合ってくれる先生になってくれる人を探す必要があります。
しかし英作文を添削してくれる人はまず英語が読めなければ話になりません。
そして例え英語が読めたとしても日本語英語というものが存在している以上日本人には向いていません。
やはり添削をしてもらうならネイティブスピーカーに限りますね。
以上、文才のないあなたの為に自由英作文の書き方とコツすべて教えますでした!
ブレインストーミングとはマジカルバナナの事です
「バナナと言ったらき・い・ろ」
日本人はイノベーションが得意ではないと言われています。
それは発想を生み出す教育をうけていないからです。
日本の教育は点数制。
良いか悪いかではなく点数が高いか低いかで評価を受けます。
点数制は確かに平等ですがこれでは個性は生まれてきません。
アメリカの授業ではよくエッセイというものを書かされます。
エッセイとは英作文の事で、自分の意見を紙の上で表現しなくてはなりません。
日本での教育の場合作文といえば国語の授業ですが、アメリカではエッセイを提出しろという授業は少なくありません。
つまり作文がもっと身近なものにあり、自分の意見を言葉にする機会を頻繁に与えられるのです。
このエッセイを書く時に必要な能力がブレインストーミングです。
アイデアなしには何も書き進められないからです。
アメリカ人はこのブレインストーミングを幼少期から幾度となくやらされてきているので斬新なアイデアがピコンと閃くのです。
アメリカ教育では誰もが必ず習うブレインストーミングですが日本人にはあまり馴染みがありません。
点数制である日本の教育には必要ないからです。
しかし日本にもブレインストーミングの文化は存在しました。
それがマジカルバナナという連想ゲームです。
ちゃんちゃんという手拍子の間に前の人が言ったものに関連するものを答えて行くというゲームで僕が小さい時には一世を風靡しました。
日本人は流行りというものにすごく敏感なのでマジカルバナナなんて今ではほとんどの人が覚えてないのではないでしょうか。
しかしこれは立派なブレインストーミングです。
ただブレインストーミングは単発のアイデアではなく関連性を求めるものであり、3つ前のものが何か覚えていないでは話になりません。
ブレインストーミングとは
ブレインストーミングとはキーワードを元に発想したアイデアを羅列していくのではなく繋げていくアイデア発想方です。
たとえばマインドマップと呼ばれる物がありますが、マインドマップはブレインストーミングの考えを元に、より視覚化を強化したものです。
僕もマインドマップの本を読んで試してみたのですが芸術性に欠ける僕には向いていませんでした。
その点ブレインストーミングはとてもシンプルで僕は今でもよく使います。
日常生活で「どうしたらいいかな?」と思った時にはとても役にたちます。
ブレインストーミングを使う場面
ブレインストーミングは答えではなくアイデアを出すものなので一人でやるのはもちろんのこと大勢の会議などではもっと有効です。
ブレインストーミングを一人でやる場合、自分の頭の中からしか連想できません。
しかし大勢の会議でブレインストーミングを行う場合一つのキーワードから連想されるものは人それぞれなので自分では考えつかなかったような事まで誰かが指摘、連想してもらえるからです。
そしてその他人の意見に自分の連想したものを乗っけていけば倍々でアイデアは膨らみます。
ブレインストーミングで会議する時の注意ですがアイデアを出す時間と整理、アイデアに意見を述べる時間は分けた方がいいです。
量から質に絞るようにしてください。
ブレインストーミングのツールとやり方、進め方
ブレインストーミングのやり方はいたって簡単で必要なツールは紙とペンのみ。
最近ではブレインストーミングのアプリなどもあっていつでもどこでも出来ます。
しかしながら僕が紹介したいのは王道の紙とペンの方です。
理由はスマホの小さい画面では全体像が掴みにくいからです。
それでは詳しいやり方です。
まず紙の中央にメインのキーワードを入れます。
僕は個人的にキーワードを丸で囲むくせがありますが別に囲まなくてもいいです。
次にメインのキーワードから線を根っこを伸ばします。
伸ばした根っこの先にメインのキーワードから連想される新たなキーワードを書いていきます。
そしてまた新たなキーワードから連想されるものを次の根っことして伸ばしていきます。
例えばメインキーワードがバナナだったとします。
連想されるものは黄色、甘い、皮は滑るなどですね。
そして黄色から連想されるものがヒマワリ、タンポポ、Gボーイズなどです。
これらのキーワードを図にするとこうなります。
このキーワードを視覚化していく事がブレインストーミングの醍醐味です。
ブレインストーミングのコツは『瞬間的な閃きをアイデアとして紙に留める事』。
簡単にいうと思いついた物はどんどん書きなぐっていくという事です。
ブレインストーミングの進め方にこだわる方もいると思いますが僕はおすすめできません。
まずここから始めようと思って進めていっても何処かでこれとこれは関係するなという所が出てくるし順番を気にしていてはせっかく湧き出たアイデアが飛んでいってしまう可能性があるからです。
先ほどのバナナの例は一層目、二層目と連想させていきましたがこれは文字に起こさなければいけなかったのでそうしました。
普段の僕のブレインストーミングはとてもランダムな進め方をしていきます。
まとめ
ブレインストーミングは新しいアイデアを掘り出すことに非常に向いています。
私ごとですがこの夏に二週間の休みがあります。
何が二週間でできるのかなーと考えた結果やはり趣味である旅行でした。
そこでブレインストーミングしたところアムトラックと呼ばれる電車でアメリカを一周できる事を発見しました。
これは二週間の休みというメインキーワードからブレインストーミングをした事で導き出されたものでした。
旅行でブレインストーミングを始めていたら旅行先は一箇所にしか絞れていなかったと思います。
ブレインストーミングは慣れればどんどんアイデアが出てくるものなので日々行っていく事をおすすめします。
その練習になるのがマジカルバナナです。
このゲームが今もなを流行っていたとしたら日本の現在はもっとアイデア豊かな国になっていたかもしれません。
以上、 ブレインストーミングとはマジカルバナナの事です、でした!