英語で人生を豊かに

アメリカで流行っているアプリVenmoが巻き起こす送金革命

「ごめん今細かいお金ないや;;」 

 

あなたは友達と食事を割り勘したにもかかわらず細かい持ち合わせがないなんて経験はありませんか?

そんな時に役立つのが今アメリカで流行中の個人間送金アプリVenmoです!

 

Venmoは個人のお金のやり取りを携帯のタップ一つで終わらせる事ができる超革命的アプリで、アメリカに住む上でダウンロード必須です。

 

あなたもVenmoを使ってキャッシュのいらない世界へようこそ。

 

 

Venmoとは

Venmoとはアメリカで大流行中の個人間送金アプリの事で、自分の銀行のアカウントを登録しておく事で無料で送金できる超便利アプリです!
これはもう流行という言葉ではくくる事ができないぐらい生活の一部になってます。
お金を送る事を「I'll Venmo you」というぐらいです。
「Google it」のように今ではVenmoは送金するという意味の立派な動詞です。
 
送金なんてそんなに頻繁にする?と思ってるそこのあなた!
Venmoの凄さは送金する事だけにあらず、まさに現金の存在を消すアプリなのです!
Venmoの利点は何と言っても利便性。
オンラインだし携帯でできるので財布からキャッシュを取り出して数えて渡すより早いです。
 
例えば友達とレンタカーを割り勘して借りた時、手持ちの現金がないとしますよね?
Venmoはいつもなら「暗黙の了解」である端数の小銭分まで気兼ねなく送る事ができます。
 
アメリカの銀行ではお金を引き出す時に手数料は発生しませんがそれでも今の時代カードばかり使うせいでキャッシュを持ち歩くのがもう古いという状態。
Venmoの登場のおかげで財布を開いてキャッシュを出すという動作がなくなりました。
これはまさにイノベーションです。
 

Venmoの使い方

それではVenmoの使い方の流れを紹介します。
まずはこちらからダウンロードしてください。
Venmo

Venmo

  • Venmo
  • Finance
  • Free

 

サインアップはFacebookかEメールアカウントでできます。
適切な画像が見つかりませんでしたが上から、
  1. First Name
  2. Last Name
  3. E-mail
  4. Phone
  5. Password
となっているはずなのでそれぞれ入力してComplete sign upをタップ。
電話番号を入力する理由は自分の電話帳と友達のVenmoユーザーをリンクする事です。
 
 
その後メインページに移行すると思いますがメインページは三つのセクションに分けられています。
  • [左]地球アイコン→ソーシャルトランゼクション
  • [中央]二人アイコン→友達間のトランゼクション
  • [右]一人アイコン→自分と友達のトランゼクション
左のセクションでは「今」どこかで誰かが送金したことを、
中央のセクションでは友達とその友達の友達とのお金の行き来を
そして右のセクションでは自分と友達とのやり取りを確認できます。
 
「え、誰が誰にお金を払ったかわかるって事?」
 
実はそうなんです。
Venmoのメイン中央画面ではVenmo頻度が高い人が一目瞭然。
しかしお金の額は自分とのやり取りしか見れないので安心してください。
 
そして肝心な使い方。
まずはメインページ左上の三本ラインのアイコンをタップ、Settingへ。
上から3つ目のBank & Cardsを選んで自分の銀行のデビットカードを登録します。
これで自分の銀行とVenmoがリンクされます。
 
Venmoは送金と集金の両方が可能です。
まずメインページ右上にあるノートに$マークがついたアイコンを押します。
送金や集金をしたい人を検索そして選択。
金額と一口メモ(例Thank you for Dinnerなど)を入力します。
最後に「Pay」か「Request」のどちらかを選択します。
 
Payとは文字どうり相手に支払うことで、
Requestとはお金を回収したい人へのリマインダー(請求)です。
支払いはもちろんの事このRequest機能がめちゃくちゃ使えます。
食事をして割り勘した時に「後で払うね〜」と言われた時にすかさずリクエストする事で後であの時のお金払ってもらったっけ?というようないざこざがなくなります。
 
金の切れ目は縁の切れ目。
このVenmoの登場のおかげで友達との間での小さいわだかまりがだいぶなくなります。
 
また個人でネイルサロンやヘアーサロンなどを経営している方達は最近ではVenmoで送金(支払い)してもらっているようです。
キャッシュを渡すという行為を省略でき、お客様ともっとフレンドリーになれるのがいいですね。
ただしVenmoでお金を受け取った場合、直接自分の銀行には送られてきません。
 
Venmoのお金の流れはこうです。
例えばAさんがBさんに$20支払ったとします。
AさんからBさんに送られた$20は一旦Venmo内にキープされます。
自分の銀行に送金したい場合はメインページ左上のアイコンからTransferを選択してVenmo内にあるお金を自分の銀行に移します。
もしVenmo内でキープしたい場合はそのままキープしても大丈夫です。
 
しかしキープする利点がないので僕はすぐさまTransferします。
Venmoから自分の銀行に送金するのに2-3日かかるので僕はすぐさまTransferすることを勧めます。
 
友達からお金を受け取った場合などはLikeボタンや「Thank you」などのコメントを忘れないようにしましょう。
Venmoではこのソーシャル性が若者にウケている理由の一つで、お金のやり取りから過去を振り返っては友達と思い出に浸ったりします。
 
僕もたまに友達と見返して「この前の旅行けっこうお金使っちゃったねー」とか話したりします。
 
こちらは使い方の参考動画:

Venmoの上限額

Venmoには送金の上限があります。

これは上で述べたようにスモールビジネスオーナーが支払いをVenmoで一本化した時に税金から免れる事ができてしまうからです。

税金には鬼のように厳しいアメリカでそんな事ができるわけもありませんが実際僕の友達はVenmoで支払いを受けておりまだ収入とみなされていないようです。

 

そして上限がこちら。

Venmoは一週間でお金の受け取り、支払い合わせて$299.99が限度となっております。

例えば友達に$100送金したとします。

同じ週に別の友達から受け取れる上限額は$299.99-$100=$199.99となります。

これはアプリをダウンロードした人全員に適応されているものです。

 

そしてこれより大きなトランゼクションを行いたい時は身元を確認する資料(免許証など)をVenmo側に送り、身元を確認してもらう必要があります。

身元確認を終えた後のトランゼクション上限額は一週間で$2999.99と跳ね上がります。

 

詳しくはこちら

 

まとめ

上でも述べましたが今の時代カードとVenmoさえあればキャッシュはいりません。
いりませんというより使うタイミングがないと言った方がいいかもしれませんね。
 
というのも今やほとんどのお店でカードやApple Payが使えるからです。
今や若者でも高いクレジットスコアを持っている事が「できる大人」の条件の一つ。
そして問題のクレジットスコアはクレジットカードを使って支払いをしない限り上がっていきません。
『キャッシュを使う事=損』というのが周知のさたなのです。
 
なのでキャッシュを手にした所で銀行に入れるだけ、つまりVenmoがある今や預金する事自体が無駄な行動になってしまったのです。
これはひと昔前では考えられなかった事だとは思いますが時代は確実にミニマリストの方向に傾いています。
 
そんなミニマリストの間では財布はもう過去の異物。
今はカードケース一つ持ち歩いている方がスマートでクールに見えます。
そのうち持ち物は携帯だけになってしまうかもしれないですね。
 
 
以上、アメリカで流行っているアプリVenmoが巻き起こす送金革命でした!