英語でのスピーチを成功させるたった一つのコツ
毎度!タコヤキです!
突然ですがあなたは英語でスピーチをした事がありますか?
日本で暮らしていたらスピーチなんて日本語でも経験した事がないという方がほとんどではないでしょうか。
言論の自由を強く主張するここアメリカにおいてスピーチは文化の一種と言っても過言ではありません。
アメリカに留学する方にとって英語でのスピーチは避けて通れない道です。
留学してまずナーバスになるのがこのスピーチではないでしょうか。
英語初心者の自分に面前の前でスピーチしろとはなんという無茶振りと当時は
強く思っていたし、極度のシャイの僕は最初非常に緊張しました。
そんな英語でのスピーチ初心者の僕がスピーチを成功させ続けたった一つのコツ。
それは目の前にいる人を笑わすという事でした。
まず前提として、アメリカ人はスピーチ慣れしています。
幼少の頃こから学校でそういう機会を与えられているからです。
これは"スピーチをする"事はもちろんですが"スピーチされる事"即ち、
スピーチを聞く側としての経験も豊富だという事。
「英語初心者の自分が何を話そうと相手に伝わるのはきっと数%だろうな」
この不安からまずどうやって相手に聞いてもらえるかどうかを考えました。
そして閃いたのが相手を笑わすという事でした。
相手に何を英語でどう伝えるのではなく、スピーチの題材を通して相手をどう笑わせるか。
それからはどうスピーチするかなど一切考えず、どういうものがウケるのか、どうやったら目の前にいる人を愉快な気持ちにさせられるのかという事ばかり考えていました。
ある日先生から出されたテストに
題材はなんでもいいから5分間スピーチする、というものが出されました。
スピーチはもちろん英語。
スピーチする側にとっての5分は永遠を感じさせます。
クラスのみんなは大統領が変わってこれからアメリカがどうなっていくかとか、
環境汚染がどうとか犬の殺処分がどうとかを題材にしていました。
スピーチしている人はもちろんの事誰も笑っていません。
そしていざ僕の番。にこやかに登場して最初の一言、
「Hello Everyone! Today I wanna introduce you about hipopotamus.」
僕がスピーチの題材として選んだのは「hipopotamus」そう、カバです。
あえて大トリの一番最後を選んでいたのでクラスのみんなは散々つまらない話を聞かされていました。そこで謎の日本人の僕が急にカバについて話し出す。
効果は抜群でした。
今まで死んだ魚の眼をしていたクラスのみんなは眼を生き返らせて僕に視線を集め、
「なんか凄いマヌケな事が聞ける!」
と言わんばかりでした。
聞く姿勢さえもらえればもうこっちの物です。
あとはネタのソースのアンタッチャブル柴田さんの話にボディーラングイッジを組み込んだ一発ギャグなど入れて説明し、カバが地上最強の生物であると強調しまくりました。
スピーチ後は拍手喝采、ピィーピィーと口笛まで頂きました。
成績は他の教科でもあまり取った事のなかったA。
こうしてクラスの前期では何も話せないつまらない日本人だった僕が、
クラスの後期では登場と同時に拍手をもらえるようになりました。
まとめ
英語でスピーチする際に必要なスキルはたった一つ、
エンターテイメントのスキルです。
いかにクリアな英語で興味のあるトピックをスピーチした所で誰にも聞いてもらえないのであれば意味がありません。
英語でのスピーチは出だしがとても大事です。
まず相手からしたらあり得ないトピックを選んで相手の集中をこっちに向けさせて下さい。
後は目の前の人を楽しませる。これに尽きます。相手を笑わすスキルがない方は自分が笑われるというスキルを磨いてみて下さい。
お笑いでいうとダウンタウンは笑わす方、出川が笑われる方の典型ですね。
英語を使って相手を笑わす、笑いあえるというのは留学生にとってとてつもない達成感を感じる一つの瞬間です。
英語を勉強するんだったら是非味わって欲しい経験なので諦めず頑張って下さい!
以上、英語でのスピーチを成功させるたった一つのコツでした!
英語の発音のコツはこちらの記事で紹介しています^^
eigodejinseiwoyutakani.hatenablog.com